システム開発の流れをよく家を建てることに例えることがあります。
  設計図面があり、それに基づいて積み上げていくプロセスは家を建てる事と同じと言えます。
  基礎が無い所に柱は立てられません。
  また、柱が無ければ屋根は乗りません。
  基礎で間取りが決まってしまいますので、当然、建築途中で間取りの変更が出来ない事は容易に想像がつくと思います。
  
  システムも同じで、データの入れ物の枠はデータベースで決まってしまっています。
  その枠の通りに画面やプログラムが作られるため、途中でデータの入れ物の姿を変えた場合、上に乗る画面、プログラムの全てを変更しなければならなくなってしまいます。
STEP 1. ヒアリング
どの様なシステムを実現されたいのかをお伺いいたします。
≪見積もりを依頼する時に用意して頂きたい物≫
  システムを使う人は、最終的に見たい物が必ずあります。
  例えば、
  「年間売上推移グラフた見たい。」
  「顧客対応状況が見たい。」
  「未対応問合せ一覧が見たい。」
  「請求書を印刷させたい。」等。
  それらがいくつあっても構いません。
  もし、今現在、それらを日頃Excelで管理しているのであれば、そのExcelをご用意ください。
  
≪必ず会ってお話しして下さい≫
  見積もり依頼をされる場合、上記を用意して頂いた上で当社担当者と打ち合わせて下さい。
  御社業務の流れやプロセス、誰が入力し、何を見たいのか等、細かい部分は打ち合わせしないと分らない場合が多くあります。
STEP 2. 見積もり・ご提案
ヒアリングでお伺いしました内容から、最適なシステムを制作した場合のお見積もりいたします。
  システム制作だけに限らず、サーバ準備、環境設定、等も合わせてお見積もりする事も可能です。
  
  ≪見積もり金額は、どう計算されるの?≫ 
  工事と同じです。「人工」と言う言葉がありますが、同じ考え方です。
  IT業界では、人日(人月)と言います。
  このシステムを作るのに1人で作業した場合、何日かかるかで計算されます。
  1日の人件費を、それに掛けることによって見積もり金額が算出されます。 
  
  
STEP 3. ご契約
御社要求と見積もり条件が合うようでしたらご契約となります。
  
  契約書や支払い条件を決定し、プロジェクトスタートとなります。
  
  
  ・支払い
  基本的にどちらのお客様にも着手金、残金(契約金半額づつ)をお願いしております。
  
  
  
  ・契約書は下記3種類です。 
STEP 4. 詳細ヒアリング・設計
見積もり依頼頂いた時と同様の内容を、もっと細かくお伺いいたします。
  
  それを基に設計をしていきます。
  
  データを保管するデータベースの設計、データを入力、表示する画面の設計、印刷する帳票、単票の設計、等を行います。 
  システムを創造するのは貴社です。
  我々システム会社は貴社が創造されたイメージを実現します。
  当然、当社の今までの経験から使いやすくする方法や管理しやすくする方法等の知恵をお貸しいたしします。
  業務の順を追ってシステム化された時に誰が、どんな画面にどの項目に入力するかをイメージされると整理できると思います。
  
  
  
  ≪ヒアリング時のポイント ≫
  
※なお、見積もり後に大きく仕様が変わった場合、もしくは、機能が増えた場合には再見積もりをお願いする事があります。
STEP 5. 設計内容ご確認
設計が完了しましたら、設計した内容をご確認して頂きます。
  業務フローに合わせた画面のイメージや入力、印刷のタイミングや印刷物のレイアウト、等の確認を行って頂きます。確認頂いて良いようでしたら、その設計図面を基に製造に移ります。
  
  もし、設計内容に納得できない場合は、修正を依頼下さい。納得いくまで修正いたします。
  
  なお、これ以降で修正依頼を頂いた場合、最初から作り直しになってしまう可能性がありますので、この段階で躊躇せずに全てクリアにして下さい。
STEP 6. 製造
設計内容を基に画面・印刷物の作成、及び、プログラムを実装していきます。
  製造途中で確認頂く場合もございます。
STEP 7. テスト
製造したシステムが設計通りに動作するかをテストします。
  動作しない場合は、修正を行い再びテストを行います。
STEP 8. 納品
完成したシステムをご希望の環境に納品いたします。
  Webサーバ、データベースサーバの設定、システム設置、データ移行、等を行います。
  
  システム設置後、貴社で受け入れ検査を行って下さい。
  
  受け入れ検査が通過して初めて納品完了となります。 
  
  ≪受け入れ検査のポイント ≫
STEP 9. 運用・保守
納品完了の後、実際の業務でシステムの使用を開始して下さい。
  
  システム導入当初1~3ヵ月程度は旧業務管理と新業務管理(システム)の並行運用で様子を見て下さい。
  もし、締め作業があるようでしたら、最低でも締め作業を1回はシステムに経験させて正常に動作するか検証して下さい。 
  納品完了し納品後から保守契約が可能です。
  
  基本的な保守の内容は以下の様になります。
  それ以上の保守内容は、契約内容により保守対応範囲を拡大できます。